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~JR北海道野球部 塚野廉投手が大好きな人のblog~

日本選手権 JR北、本塁遠く9安打、好機生かせず/北海道

 

http://mainichi.jp/ama-baseball/articles/20161030/ddl/k01/050/090000c

 

第42回社会人野球日本選手権日本野球連盟毎日新聞社主催)は29日、京セラドーム大阪で開幕し、道代表のJR北海道は1回戦で関東代表の日本通運さいたま市)と対戦、0-1で惜しくも敗退した。

JR北はエースで右腕の戸田公星投手が好投、打線も9安打を放ったものの本塁が遠く、3年連続の初戦敗退に終わった。

【三沢邦彦】

 

 ▽1回戦

日本通運(関東・さいたま市

  000000010=1

  000000000=0

JR北海道

JR北海道の応援団が陣取った三塁側スタンドはチームカラーのグリーンで染まり、選手たちに懸命の声援が送られた。

JR北や関連会社社員らで作る応援団は、仕事が終わるとドームに向けた応援の練習を重ねた。団長の川岡生昇(たかのり)さん(45)は「スタンドに集まった社員やOBの方と一体となって、選手を後押ししたい」と声を張り上げた。

 序盤、好機をつかんだのはJR北だった。二回には無死満塁、三回には2死一、三塁の得点機を演出。六回にも先頭の土屋晋助選手が右中間二塁打で出塁し、ここでも1死ながら満塁としたが、あと1本がでなかった。

 守っては戸田公星投手が好投、七回まで両チームともスコアボードに「0」が並んだ。JR北海道野球部OB会で元会長を務めた中里守さん(85)は札幌から応援に駆けつけ、「マウンドを守る戸田はエースらしく成長した。これだけ頑張っているのだから、早く打線が援護しなくては」と試合を見つめた。

 八回、好投を続けていた戸田投手が相手打線につかまり、1失点。それでもスタンドからは「頑張れ、戸田」の声が響いた。

 最後の攻撃となった九回。先頭打者の大東憲司捕手が右前打で出塁、犠打で1死二塁としたが、後続を断たれた。大東捕手の父政信さん(54)は「序盤の早い段階で得点し、主導権がほしかった」と悔しさをにじませた。

「集中力が必要」

 ○…JR北は、先発の戸田公星投手が140キロ台の直球とフォークボールを中心とした変化球のコンビネーションで七回まで被安打3と好投。八回1死一、二塁から左前打を許し、失点した。戸田投手は「自分のリズムで投げることはできたが、1試合を失点ゼロで抑えるのは難しい。勝利にはチームとしての集中力が必要」と唇をかみしめた。

3安打の意地見せ

 ○…9安打を放った打線の中でも、7番・野沢尚(なおき)選手が4打数3安打と気を吐いた。今季は打撃の調子が下降線をたどり、クリーンアップから下位に回ったが、今回の日本選手権では複数安打を放って結果を残した。「大会の前にやっと調子が上がってきた。来年は4番打者に返り咲きたい」と意欲をみせた。

「全国で安打」自信に JR北・斉藤秀之選手(24)

 1番指名打者。攻撃の起点として求められるべき役割は明確だった。5打数1安打と思うような結果は残せなかったが、「唯一のヒットも内野安打。それでも1本出たことを自信につなげたい」と、手応えをつかんだようだった。

 江別市出身で、社会人2年目。長打力には定評があり、北海学園札幌高時代に通算31本塁打を記録した。その後は法政大に進み、社会人野球で地元でプレーする機会に恵まれた。

 「もっとやれると思っていた」。ルーキーイヤーは社会人投手への対応に苦しんだが、無駄な動きを省くように打撃フォームを修正。今夏の都市対抗野球大会では、日本新薬京都市)戦で代打出場し、2打数2安打といずれも中前にクリーンヒットを放った。

 さらに、秋の日本選手権道予選では最終戦で代打出場し、逆転2ランを放って自らのバットで代表権を引き寄せた。狐塚賢浩監督は「センター中心にコンパクトな打撃ができるようになった」と成長を認める。

 一方、守備面の不安から代打起用が多いのは課題だ。「攻守ともにレベルアップしたい」。全国での経験と自信を糧に、来季の更なる飛躍が期待される。【三沢邦彦】